去年冬頃、ヤフオクで長期在庫の処分セールされていたBB0036シンプル天津。
シーガルのクロノグラフ、ST19を鑑賞できるスケルトンバック。
未使用ながら割安で手に入れられ、喜んだのもつかの間、
ちゃんと動作確認をしなかったためにひどい目に合った。30分計が動かないという症状。
落札後3か月近く経ていたため、もはや出品元に補償を求めるわけにもいかず。
ディンクスにて有償修理をしていただいた。
納期は1ヶ月弱で、歯車の調整のみ4000円ほどだった。
正直部品交換で1万~2万の出費も覚悟したため、ほっとした次第。
デザインとしてはスーツ着用のオンデューティー向けか?
ジーパン・シャツ着用時より、ジャケット着用時に付けたいデザインという印象。
仕事はジーパンにカッターシャツ、オフも基本ジーパンTシャツなため、
あまり着用の機会がないかもしれないが、仕事の際につけている。
サイズが41ミリと若干大きめなのは、機械の関係なのだろうか。概ね着用感はよいのだが。
この時計の売りであるコールドエナメル文字盤。テカテカ、つやつや、ぬめぬめ。
何とも語彙が貧弱だが、反射防止のマッドブラック文字盤の時計が多いため、
手持ちの中でもひときわ目立つ。
”潔く”黒塗り針を採用とのことだが、文字盤と相性は良い様に思う。
比較できる高級な時計がないので何とも言いようがないが、
手持ちの時計の中では1・2を争う高級感あふれる仕上げではなかろうか。
そういえばジャッケエトアールに、このようなデザインのクロノがあった。
ref.23seやビーナスインペリアルあたりのデザインを参考にしているのだろうか。
見せるために表面をきれいに仕上げているのだが、下の地板は相変わらず傷だらけなんだろうか。
あと、やはりというか、1か月弱程度使用しただけで手巻きが重くなり始めた。
コハゼの関係なのだろうか、さすがに交換してもらおうとまでは思わない。
ともあれ、クロノグラフの作動、リセットは楽しいので、ぜひ入手してやって見てもらいたい。
あまりやりすぎると機械が摩耗してしまうので、ほどほどに。
1万円台で手にいれた時計としては、文字盤、クロノ機械と楽しめるところが多い、楽しい時計だった。
実勢価格で手に入れたい時計かどうかは?なのだけれど。
さて、今日のチャンピオンズリーグファイナル、どちらが勝つかな?