以前にもロシア製の時計を掲載したが、今回も同じような2眼クロノ。
アルバトロスと銘打たれた時計は見た目ブライトリング。
もう一つはKGB チェキストと銘打たれた物騒なネーミング。
アルバトロスは典型的なブライトリングデザイン。
回転尺がついているが、コレは回らない。
ブライトリング風にするなら、せめてベゼルを回るようにしてくれないか。
手に入れてから興ざめした次第。しかも、リューズとケースが1ミリ弱離れている。
防水は全く期待できない。とはいえ夜光が明るいため、夜出歩く際重宝している。
防汗の観点から、マット付ベルトにしたため、雨以外は問題では無いと思われる。
チェキストは手に入れた時点でカレンダーが動かなかった。
どうも表示していた場所で、何がしかが固着したようで、
若干手荒ながら、カレンダー盤をピンセットでずらすことで解決。
ケースの仕上げはブラスト加工か。手持ちの時計では初めて見る。
外装も傷が少なく、非常に良い掘り出し物だった。
ただし、パッキンが入っていないため、防水性は無いものと考えないと。
POLJOT製P3133。
いつ見ても飾りっ気の無い機械だが、高級機だと仕上げが変わるのだろうか。
ちなみにアルバトロスは-30秒程度。チェキストは+20秒程度。
そこそこ精度はいい。しばらくは使えるだろう。
それにしても、この機械はOHできるのだろうか。
ジャンク品をtoh*ku*on*enさんに分解してみてもらいたいと思う今日この頃。
是非お願いします。あんまり玉数が無いのがアレですが…
ちなみに、似たような機械のシーガルST-19と並べてみる。
ビーナスもバルジューも、2眼クロノはぱっとみ似た様な輪列なんですね。
アーム等の形状はともかく。
しかし、そっけないP3133をあえて裏スケルトンで見せる必要があったのか。
いや、6139.6138よりは…どうかな?